家の購入時には「住宅ローン減税」という優遇制度があります
家を購入する際には、特典制度がいくつか用意されていますが、その中でも特にお得なのが「住宅ローン減税」という制度です。
この制度について詳しく説明します。
また、手続きには自動適用されるものと手続きが必要なものがありますが、ハウスメーカーや関係者から手続きが必要なものについての情報を得ることは少ないですし、期間限定の制度も多いです。
私の周りでも手続きを忘れてしまい、何十万、時には何百万も損をした人がいました。
家の購入代金は最低でも数千万円にもなるため、減税額も非常に大きいのです。
知っておきたいのが、「住宅ローン減税」と「すまい給付金」です。
住宅ローン減税とすまい給付金について詳しく説明します。
まず、「住宅ローン減税」と「すまい給付金」について説明します。
「住宅ローン減税」とは住宅ローンの残高の0.7％を13年間、所得税から控除する制度です。
一方、「すまい給付金」は住宅の購入費用の負担を軽減するために導入された制度です。
詳しく説明します。
「住宅ローン減税」とは正式には、「住宅借入金等特別控除」と呼ばれる制度で、減税額が一番大きくなる可能性がありますので、よく理解しておきましょう。
この制度では、毎年の住宅ローンの残高の0.7％を13年間、所得税から控除することができます。
具体的には、年に納めるべき所得税のうち、ローン残高に応じた一定額が戻ってくる仕組みです。
住宅ローン減税を受けるための条件を見てみましょう。
この制度を利用するためには、以下の条件を満たす必要があります。
住宅ローン減税の手続きの方法は、初年度は確定申告を行う必要があります。
参考ページ：中古 物件 購入 【2023年最新版】不動産購入時減税制度について
住宅ローンの確定申告について
入居した翌年の確定申告時には、税務署に必要な書類を提出する必要があります（提出期限は3月15日まで）。
初年度の確定申告では、いくつかの書類が要求されますが、手続きは少し面倒かもしれません。
しかし、心配しないでください。
書類の提出は初年度のみで、2年目以降は年末調整によって控除を受けることができます。
給与所得者の場合、年末に近づくと銀行から「残高証明書」が送られてくるので、これを勤め先に提出しましょう。
もし夫婦で住宅ローンを借りる場合、各自の名義でローン控除を申請することができます。
夫婦でローンを借りる場合は、1人で借りるよりもローン控除を最大限利用することができる場合がありますので、ローンの借り入れプランを検討する際にはローン控除も考慮しましょう。